戦略リーダーシップ:リーダーシップが滅ぶ時代

リーダーシップが滅ぶ時代
そして先の書籍に続きもう一つ興味深い書籍に「The End Leadership」バーバラ・ケラーマン著「リーダーシップが滅ぶ時代」がある。
この書籍は私たちに一体何を問いかけをしているのだろうか。
著者はバーバード大学ケネディスクールでの社会リーダーシップの授業で、ジェームス・マクレガー・バーンズ論を担当する講師である。2009年にフォーブスが選ぶ「世界のビジネス思想家50人」に選ばれている。 この著書のプロローグとして、「21世紀のリーダーシップとフォロワーシップ」と題して
いる。この主張は時代の変遷にともなって、今までのリーダーシップ論、リーダーシッププログラム、リーダーシップ・スキルセット、さらにはリーダーシップ教育のおいてのリーダーシップビジネスは既に意味をなしていないとしている。
時代の変遷からリーダーシップにおける議論においても、リーダーシップビジネスにおいてのリーダーシップ大流行の中においても、パラダイムシフトが必要である事を強調している。
しかし、残念ながら時代の変遷を前提としながらも、またリーダーシップ・パラダイムシフトを前提にしつつも、この著書のプロローグに「21世紀のリーダーシップとフォロワーシップ」とある様に、これらの関係性の中での影響力のあり方から抜けきれていない。
従来のリーダーシップが滅ぶ時代ではあるが、新たなリーダーシップへのパラダイムシフトは一体との様に理解すべきなのか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です