“働き方改革”は本当はどこにあるのか

政府が重要政策として掲げる中に“働き方改革”があります。それを受けて日本の大手企業は挙って働き方についての意識や考え方を大きく転換し、その具体的な施策に取り組まなければならないとしています。
しかし、その実態は働き方改革は議論ばかりが先行し、現実感が見られないのが今の状態のように見えてしまいます。
現場では仕事内容・仕事量が変わらない中での残業時間削減だけが叫ばれ、本来的な仕事の改革は手つかずです。「働き方の多様化」だけが“働き方改革”ではないはずです。
その本質は日本の生産性の低さに内在しています。これを機会に今こそ仕事そのものに革新を起こす時でもあります。具体的に改革・革新を実現するために経営者が果たす役割は重大になります。それは、既に先行している先進的な欧米企業のあり方と実現策を学んでいく決断をすることのように感じます。

More from my site

  • なぜ良い戦略が利益に結びつかないのかなぜ良い戦略が利益に結びつかないのか 「なぜ良い戦略が利益に結びつかないのか」、こうしたタイトルの経営書が翻訳されています。その原題は「STRATEGY THAT WORKS」ですが、副題に“How Winning Companies Close the Strategy-to-Execution […]
  • 戦略は未来創造にある戦略は未来創造にある ボストン・コンサルティング・グループが、新たな戦略フレームワークを紹介した。この内容は、書籍「戦略にこそ『戦略』が必要だー正しいアプローチを選び、実行する」(2016.2.15)にその基本的な考え方を示している。この戦略アプローチは著書の一人でもあるマーティン・リーブス氏が2011年のHBRに「適応力戦略」アダブティブ(適応型)戦略として発表したものが基本となりそれとほぼ同様 […]
  • 経営思考の原点回帰経営思考の原点回帰 西洋、東洋の古典、つまり学問、歴史、芸術などを再び積極的に学んでいこうとする経営リーダーが増えてきています。今の時代は経済、政治、社会に予想を超える予期せぬ事象が勃発し、企業経営における意思決定は一段と難しさを増してきています。これまでの経営ノウハウなどを紹介している書籍、戦略フレームワーク、成功しているビジネスモデルなどを手にしても、もうこれでは対処できないし、そこから新た […]