日本を代表する「東芝」の経営危機、まさに時代の変化の本質についていけなかった象徴といっていい。どんなに大企業であろうと経営危機に陥る。逆に大企業であるため自己変革的に適応できないのかもしれない。
ここ一連の東芝においての不適切会計や海外の原子力事業で巨額損失を発生させてしまい、上場廃止にまで追い込まれような状況にあることは周知のことです。
こうした東芝のケースを見るまでもなく、最近の日本企業、その中でも歴史のある大手企業が次々と経営破綻とその危機を迎えている事例をここ数年に多くみることができます。
それには、時代の変化や産業の構造変化にもありますが、とりわけ共通項には日本企業の特有の企業風土がそもそも内在としているのではないかと考えてしまいます。
まずは、今回の東芝の経営で何が問題だったのかを教訓として、日本の企業経営においてもう一度考える機会であるかもしれない。