「A-segment」カテゴリーアーカイブ

チームが機能するとはどういうことか

著者エイミー・C・エドモンドソンはハーバード・ビジネススクール教授で、20年以上多様な人と組織を見つめ、チームから「チーミング」という概念をもとに学習する力、実行する力を兼ね備えた新たな時代のチームの作り方を示す。

チームメンバーはこれまで物理的に同じ場所に存在して、信頼を築く時間もあり、ほとんど固定された集団であった。しかし、グローバル時代にある今は世界中に仲間たちがいて、目的達成を中心として、流動的な集団へと進展しりつつある。 チームを機能させるためには何が必要なのか、これからの新たな組織態勢においてのリーダーシップの在り方を見ることができる。

チームが機能するとはどういうことか:英治出版2014.5.3120140814

エイミー・C・エドモンドソン著 英治出版 2014.5(2200)

[新装版]パラダイムの魔力

20年以上に渡り読み継がれるロングセラーである。将来を予見して成功に導く戦略的視点でもある。常識ある人ほど、将来が見えずに取り残されてしまうのはなぜなのか。イノベーションには欠かせない「パラダイム」とは何なのか、どうすればパラダイム・シフトを起こせるのかを示す。本書は、時代を超えて単に知識を与えてくれるのではなく、「気づき」と「発見」を与えてくれる。

パラダイムの魔力[新装版]:日経PB社2014.4.21(1995.4.10)20140811_2

ジョエル・バーカー著 日経BP社 2014.4(1400)

イノベーションの最終解

クリステンセン教授の「イノベーションのジレンマ」「イノベーションへの解」に続く第三弾である。しかし、この「イノベーションの最終解」は既に2005年に翻訳出版されている。今回再販において出版社が変わった。幸いに少しは読み易くなっている。

本書は、「イノベーションのジレンマ」、「イノベーションへの解』で展開してきた理論を、さまざまな業界に応用し、イノベーションがもたらす破壊を予見するための手法を示した。一連の到達地点といえる内容になっている。

イノベーションの最終解:翔詠社2014.7.720140714

クリステンセン他著 翔詠社 2014.7(2200)