戦略を、実行できる組織、実行できない組織。

リーダー共通の悩みは、戦略を“実行”することの難しさある。戦略が明確で、リーダーが推進しても、達成は容易ではなのである。い。最大の原因は「日常業務」がそれを駆逐する。日々の業務が忙しいため、新たな戦略に目が向かない。本書は、この日常業務と付き合いつつ戦略を実行するための原則を「実行の4つの規律」として指摘している。

book05
クリス・マチェズニー他著
キングペアー出版
2013.5(2000)

経営は何をすべきか

ゲーイリー・ハメルの最新書である。「コア・コンピタンス経営」に始まり「リーディング・ザ・レボルーション」「経営の未来」まで世に問う未来を見据えたマネジメントの革新を追求してきた。本書はそれに続くものとして、生き残るための5つの課題を提起している。それは理念、イノベーション、適応力、情熱、イデオロギーが重要であるとしている。容赦ない変化、熾烈な競争、飽くなき革新を特徴とする世界に勝ち抜く。

book04
ゲイリー・ハメル著
ダイヤモンド社
2013.2(2200)

10年後に生き残る会社、消える会社

ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)の100周年記念としての研究成果をまとめた内容である。現在の資本主義の未来に待ちうけるものとして、4つの視点から洞察し、資本主義の危機に企業はどう対応すべきかを示唆している。やはりここでも2030年の大転換点として捉えれている。

book03
ジョセフ・バウアー他共著
徳間書店
2013.4(1700)