本書の特徴は、クリステンセンの一連の研究成果を基にしながら、既存企業向けのスタートアップ・ツールのガイドラインとして整理している。デザイン思考、リーン・スタートアップ、アジャイル開発といったスタートアップツールを、いつ、どのように活用すべきなのかについて一連の関係を解説する。
「イノベーション実現メソッド」イノベーションが求められる新規事業の立上げなど、不確実な状況での課題に焦点をあてる。既存企業においてこの不確実性をどのように管理するべきなのか。数百社の企業やスタートアップを調査し、導き出された「イノベーション実現メソッド」という新しい方法論を示す。
ネイサン・ファー他著 翔泳社 (2015/2/9) 2800